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2011年8月21日 (日)

土門拳記念館

インターハイを取材に来ていたジャーナリストの先輩と一緒に山形の酒田にある写真家の土門拳美術館に行ってきました。 

http://www.domonken-kinenkan.jp/domonken_img/sakuhin/hiroshima.html

彼が生涯をかけた仏像の写真の他に企画展として「ヒロシマ」展も開催されていました。

冒頭に展示されていた。彼の著書の文章が非常に印象的でした。

以下抜粋です。
「1952年(昭和32年)7月23日午後2時40分着の急行「安芸」でぼくは生まれてはじめて広島の土を踏んだ。「週刊新潮」のグラフを撮りに行ったのだ。
広島に原爆が投下された1945年(昭和20年)8月6日は、それ自身として明白な過去である。僕たち自身も「ヒロシマ」はもはや過去のこととして忘却のかなたにおいてきた。なぜなら、現代に生きるぼくたちは、マス・コミュニケーションの中に呑みこまれてしか、ものを知らされることも、ものを考えることもできなくされているからである。13年前の古い出来事である「ヒロシマ」は、今日只今の何かに結び付かないかぎり、今さらマス・コミュニケーションの中に姿を現すことはない。
しかしぼくは、広島に行って、驚いた。これはいけない、と狼狽した。ぼくなどは「ヒロシマ」を忘れていたというより、実ははじめから何も知ってはいなかったのだ。13年後の今日もなお「ヒロシマ」は生きていた。
 それをぼくたちは知らなすぎた。いや正確には知らされなすぎたのである。(1953年刊行「ヒロシマ」より)」

「ヒロシマ」がそのまま「トウホク」置き換えられて読めて仕方がなかった。

いろいろ考えさせられた文章でした。

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コメント

地元、秋田開催の「インターハイ」情報は、無いのかい?!

未来の金の卵がいるのかも知れないのに・・・。

投稿: セーラー | 2011年8月24日 (水) 08時58分

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